幼少期①
自分は東京オリンピック開催の数年後に東京の下町で生まれた。
5人兄弟の長男の父と一人っ子の母と兄、母方の祖父母と母方の家で6人で暮らしていた。
祖父は幼稚園時代、祖母は小学校低学年時代になくなってしまって、以後4人暮らしになった。
父の仕事は知らなかったけど、昼頃起きてきてスーツで家を出ていき夜中に帰ってくる生活だった。なので平日に顔を見ることはなく、日曜日の夕飯時だけ一緒にご飯を食べ、話しもその時だけだった。当時は学校も土曜日あったし、会社も仕事あった時代だった。
子供から見てもスーツ姿の似合う父親でなんの仕事してたのか知らなかったけど、カッコ良かった。
小学校4年生の時に家を建て替えて初めて自分の部屋を貰った。
その頃が一番裕福で幸せな時だった。
そんないい時は直ぐに崩れていった。
その後、毎月、電気、水道、電話、ガス…どれかは料金滞納で止められていたか催促の電話の嵐(汗)電話・訪問で居留守を言うことが日課だった。
五年生の時、朝起きて居間に行くと知らないスーツ姿の人が数人居たことが何回かあった。今思えば取り立て屋だったんだろう…
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